診療科一覧 眼科

眼科について

総合病院としての強みを活かし、眼の診察を通して患者さんの全身状態を把握するよう努めています。
最先端の医療情報をスタッフ全員で共有し、患者さんにできるだけ負担の少ない低侵襲治療の提供を心がけています。また、あらゆる眼科疾患に対応し、わかりやすい説明を行うことで安心していただける診療を目指しています。

私たち眼科スタッフ一同、ご高齢の患者さんが一人で来院された場合でも安心していただけるよう、わかりやすい説明を心がけています。
どなたにも安心して受診いただける医療を提供することを目指しています。

対象疾患

白内障手術

当院では、白内障手術を入院および日帰りの両方で対応しています。手術前にはご家族と一緒にご来院いただき、手術内容や術後の経過について、きめ細やかな説明をいたします。さらに、看護師が手術前後の生活についても細かくアドバイスし、安心して手術を受けられるようサポートしています。

また、月に一度、白内障手術のパイオニアである清水公也教授（山王病院アイセンター センター長、眼科専門医）にお越しいただき、難治例を執刀していただいております。超高齢の患者さんには、循環器科や呼吸器科、麻酔科と連携し、安全な手術を提供しています。

緑内障外来

緑内障は、40歳以上の20人に1人が発症するといわれ、中途失明の原因の第一位となっています。早期発見・治療が重要になるため、当院では緑内障検査を随時行っています。他施設からの検査のみのご紹介も多数、お受けしております。

隔月で北里大学病院 庄司信行教授（日本緑内障学会会長、眼科専門医）による専門外来を開設しています。心疾患、肺疾患、精神疾患などの全身疾患をお持ちの患者さんには、他科と連携して最適な治療法を提供できるよう努めております。

レーザー網膜外来

糖尿病網膜症、後発白内障、緑内障などに対するレーザー治療や、加齢黄斑変性に対する抗VEGF療法も行っています。糖尿病内科との連携により、患者さんのご負担が少ない治療を心がけています。
蛍光眼底造影検査を施行する際には、救急科と連携し、急変時にも迅速に対応できるように努めています。

眼形成手術

当院では眼瞼下垂、眼瞼内反症（逆さまつげ）、結膜弛緩症、翼状片、鼻涙管閉塞症などの手術も手がけています。これらの疾患は、高齢者に多い症状の一因となりやすいため、丁寧な診察を心がけています。
眼瞼手術では美容的な配慮と視機能への影響も考慮し、高周波ラジオ波メスを使用することで、短時間で出血の少ない手術を提供しています。他にも、眼瞼けいれんへのボトックス治療や、ドライアイに対する涙点プラグ治療も行っています。

脳外科・耳鼻科・皮膚科・形成外科とも関係する疾患ですので、他科とも密に連携しています。

未熟児こども外来

新生児集中治療室（NICU）が併設されているため、池田哲也講師（山王病院アイセンター部長、眼科専門医）による未熟児網膜症の検査を行っています。また、乳幼児健診（3歳6か月健康診査など）で斜視や弱視と診断されたお子さんの検査や訓練も行っております（常勤視能訓練士2名）。

当院では、斜視手術は対応しておりませんので、適応される場合は大学病院等にご紹介いたします。検査は一人ひとりに十分な時間をかけて行いますので、受診の際は事前予約をお願いいたします。

採用情報

採用情報についてはこちらからご確認ください。