メインコンテンツにスキップ

診療科一覧 脳神経外科

脳神経外科について

脳神経外科の外来は月曜から土曜日までの6日間で行なっています。
午後は外来診療を行っておりません。

対象疾患

頭痛を感じたら・・・

頭痛の患者さんはご遠慮無く、当科を受診して下さい。心配のない頭痛もありますが、中にはくも膜下出血や脳腫瘍等の重大な病気が潜んでいることがあります。
嘔吐を伴ったり、手足のしびれが最近出てきている場合は必ずご相談下さい。

顔の激痛 三叉神経痛

顔面の発作的な激痛は三叉神経痛と言います。虫歯が原因と本人が思いこんでいる場合もあります。鎮痛剤の効果があまりない場合や薬の副作用がある場合は比較的簡単な手術で痛みを取ることが出来ます。
身近にこのような患者さんがいたらご相談下さい。

顔面痙攣

顔の片側が痙攣して、まぶたが閉じてしまうような病気があります。昔は『顔面神経痛』などと間違った病名で呼ばれることもありました。注射によって数ヶ月は症状を軽減できますが、頭蓋内で神経を圧迫している血管を手術で避けることによって完治できる例もあります。ご相談下さい。

認知症が出てきた!?・・・手術で治る認知症もあります

最近認知症が出てきたと感づかれる方が身の回りにおられましたら、受診を勧めて下さい。手術で治る認知症もあります。その代表的なものが慢性硬膜下血腫です。
この血腫が発生する原因は鴨居に頭を軽くぶつけた様な、非常に軽い外傷が大部分です。本人自身が外傷のあったことを忘れていることもよくあります。そして大酒飲みの高齢の男性に多いのが特徴です。
ほとんどは50歳代以上の方に発生します。外傷後数週間で頭痛や精神活動の遅鈍、記憶障害が現れます。頭の外傷の後2、3日以内に撮影した頭のCTスキャンでは異常がなくても、50歳以上の方なら3、4週後に再検査をして、頭の中に慢性硬膜下血腫が発生していないかを確認する必要があります。

治療には頭蓋内の血腫スペースを洗浄除去する手術を行います。脳外科で行う手術の中で最も簡単な手術の一つで、局所麻酔で行います。手術前には認知症が強かったり、歩けなかったりした患者さんも手術後は2、3日、遅くて1週間で認知症が改善したり、歩行できたりする場合が多いです。

くも膜下出血、脳動脈瘤の治療

くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤に対する治療は、破裂・未破裂ともに開頭手術による直達手術と血管内手術によるコイル塞栓術が行われます。動脈瘤の位置や大きさ、形状、患者さんの容態により最善と思われる治療を選択するよう努めています。

頚部頚動脈狭窄症

食生活の欧米化や人口の高齢化、また検査の普及に伴い、頚部頚動脈狭窄症の発見例が増えています。脳梗塞の原因となる頚動脈の狭窄を血管の中から治療する(頚動脈ステント留置術)方法が国から認可され、当院でも積極的に治療を行っています。

血栓溶解療法・血栓回収療法

日本でも脳梗塞発症後3時間以内であれば、血栓を溶かす薬剤が使用できるようになりました。24時間体制で検査・治療が可能で、万一出血の際に脳外科が対応できる施設であることが推奨されています。当科では、救急診療部、放射線科、循環器科とも連携して血栓溶解療法にも積極的に取り組んでいます。また、カテーテルほか血栓回収も24時間体勢で対応しています。

実績

入院について

令和5年度の実績(件数)
総入院患者数338
 脳梗塞121
 非外傷性硬膜下血腫83
 脳血管障害29
 外傷性硬膜下血腫17
 てんかん13
 頭蓋・頭蓋内損傷13
 脳腫瘍12
 未破裂脳動脈瘤12
 くも膜下出血、破裂脳動脈瘤8
 一過性脳虚血発作4
 水頭症4
 その他の脳障害13
 その他9

手術件数について

令和5年度の実績(件数)
総手術件数153
 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術32
 経皮的頸動脈ステント留置術7
 水頭症手術(シャント手術)6
 動脈血栓内膜摘出術(内頸動脈)6
 脊髄刺激装置植込術(脊髄刺激電極を留置)6
 経皮的脳血栓回収術5
 頭蓋内腫瘍摘出術(その他)5
 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所)4
 胃瘻造設術3
 気管切開術2
 血管塞栓術2
 その他75

脳血管内治療について

令和5年度の実績(件数)
総脳血管内治療件数34
 経皮的頸動脈ステント留置術7
 経皮的脳血栓回収術5
 経皮的選択的脳血栓・塞栓溶解術(頭蓋内脳血管)0
 脳血管内手術(1箇所)1
 その他21
総カテーテル件数106

採用情報

採用情報についてはこちらからご確認ください。

関連リンク

外来診療予定表

初診東島 威史交代制交代制青柳 盟史横井 育宝交代制
再診
(予約制)
東島 威史青柳 盟史横井 育宝
専門外来
(予約制)
ふるえ外来(午後)(第2,4週)

スタッフ紹介

青栁 盟史

脳神経外科副部長

青栁 盟史

主な担当

脳神経外科全般

専門分野、資格など

日本脳神経外科学会専門医、日本脳神経血管内治療学会専門医

東島 威史

脳神経外科第二科長

東島 威史

主な担当

てんかん、本態性振戦、パーキンソン病、不随意運動、難治性疼痛

専門分野、資格など

日本脳神経外科専門医・指導医、てんかん専門医、機能的定位脳手術技術認定医、スポーツドクター

横井 育宝

脳神経外科医師

横井 育宝

主な担当

脳神経外科全般、スポーツ頭部外傷

専門分野、資格など

日本脳神経外科専門医・指導医、日本脳神経外傷学会指導医、スポーツドクター

都築 海人

脳神経外科医師

都築 海人

主な担当

脳神経外科全般

鈴木 拓馬

脳神経外科医師

鈴木 拓馬

主な担当

脳神経外科全般

廣田 暢夫

脳神経外科非常勤医師

廣田 暢夫

主な担当

脳神経外科全般

篠原 直樹

脳神経外科非常勤医師

篠原 直樹

主な担当

脳神経外科全般

加藤 晶人

脳神経外科非常勤医師

加藤 晶人

主な担当

脳神経外科全般

立石 健祐

脳神経外科非常勤医師

立石 健祐

主な担当

脳神経外科全般

専門分野、資格など

日本脳神経外科学会専門医

長尾 景充

脳神経外科非常勤医師

長尾 景充

主な担当

脳神経外科全般

専門分野、資格など

日本脳神経外科学会専門医

飯田 悠

脳神経外科非常勤医師

飯田 悠

主な担当

脳神経外科全般

田中 貴大

脳神経外科非常勤医師

田中 貴大

主な担当

脳神経外科全般

野村 綜一郎

脳神経外科非常勤医師

野村 綜一郎

主な担当

脳神経外科全般

山本 哲哉

脳神経外科非常勤医師

山本 哲哉

主な担当

脳神経外科全般

患者さんのご紹介について

地域医療連携室では、紹介患者さんの診察予約を行っております。
詳しくは下記よりご確認ください。

外来のご案内

外来受付 0570-032630(代表)

初診
受付時間
月曜~金曜 午前 8:30 11:30 午後 13:30 15:30 外来休診日 日曜・祝祭日・年末年始

※診療は科によって異なりますので、外来診療予定表でご確認ください。

外来診療予定表はこちら

ご面会・お見舞いについて

面会制限 ただいま 面会制限中

期間 2025年3月1日(土)以降

※新型コロナウイルス感染症・インフルエンザの流行につき、面会を制限しております。詳細は下記からご確認ください。

詳細はこちら