健康管理センターについて
世界有数の長寿命を誇る我が国では、近年「健康寿命」の大切さが重要視されています。
「健康寿命」とは、心身ともに自立して健康的に生活が送れる期間を指しています。高齢になるほど、高血圧、脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病の発症率が高まり、これにより寝たきりや認知症の陥る方が増加してきます。これが平均寿命と「健康寿命」との差を広げる主因になっています。
「健康寿命」を延ばすためには、積極的な行動が必要です。
生活習慣病の予防、早期発見、早期治療の、また、がんの予防、早期発見、早期治療、再発予防を目的とした予防医療への参加が大変重要になります。
当センターでは、健康診断、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)に着目した特定健診などを通じ、皆様の健康づくりを支えて行きたいと考えています。どうぞよろしくお願い申し上げます。
特定健診・特定保健指導
特定健診とは?
生活習慣病の予防のために、対象者(40歳~74歳)の方にメタボリックシンドロームに着目した健診を行います。
メタボリックシンドロームとは?
腹部臓器やその周りにたまる内臓脂肪が過剰になった状態を共通の原因として、高血圧、高血糖、脂質異常の2つ以上を持った状態をメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)といいます。
これが生活習慣病の根本原因とされています。
メタボリックシンドロームにはほとんど自覚症状がなく、放置した場合には動脈硬化が進行し、心臓病、脳卒中その他の合併症を引き起こす原因になります。
図1 メタボリックシンドロームの診断基準

糖尿病、高コレステロール血症の存在はメタボリックシンドロームの診断から除外されません
特定保健指導とは?
生活習慣病の発症リスクが高く、生活習慣の改善による生活習慣病の予防効果が多く期待できる方をサポートするため、専門スタッフ(保健師、管理栄養士など)が生活習慣を見直す指導を行います。
申し込み方法
協会けんぽ 生活習慣病予防検診
35歳以上の被保険者(ご本人)については、生活習慣病予防検診を受けていただくことができます。
生活習慣病予防検診は、問診、尿検査、血液検査に加え、がん検診を含む充実した内容になっています。
検診費用について、年度中に一度協会けんぽからの補助があり、お得に受診できます。年齢等により、検診項目の追加も可能です。
詳しくは、「全国健康保険協会協会 けんぽホームページ 」でご確認ください
健康診断結果
健康診断結果報告について
一部を除く健康診断結果報告書は、2~3週間程度で受診者本人のご自宅へ郵送いたします。
健康診断結果報告書の結果数値と指導内容欄をご確認ください。
個人情報保護法の関係で、会社などが社員の健康診断の結果表を本人の承諾なく見ることはできなくなっています。
健康診断後のサポートの流れ
図2 健康サポートフローチャート

人間ドック
ただいま準備中です。
お申し込み・お問い合わせ
健康診断・人間ドックなど全て予約制です。
受診日時のご希望は、2週間程度あけてご検討ください。
ご不明な点などございましたら、お問い合わせください。
健康保険組合・企業の団体契約について
健康保険組合・企業については事前の契約が必要になります。
契約されている場合は、予約方法など保険組合・企業にご確認ください。