消化器病センターについて
消化器病センター開設時に課せられた重要な使命は、『消化器内科での治療が適切な疾患・病態は消化器内科で、外科手術が適応の疾患・病態は外科で、と個々の患者さんに最も適した治療を行える内部環境を整え維持する』ことにありました。
これを達成するため、消化器内科、外科による消化器病センター症例検討会を週1回開催しています。
また、月1回は病理検査科医師との外科手術症例や消化器内科の内視鏡治療症例等を主体とした、臨床・病理症例検討会を行っています。
両検討会ともに、最新・最良の消化器診療を継続していく上で、極めて重要な会になっています。
新病院では、消化器内科と外科は同一病棟での入院診療を行っており、消化器病センターとしての連携機能がさらに強化されています。
また、日々の診療の中で研修医、専攻医など若手医師が、診療に関する議論を活発に行えるよう、消化器内科、外科そして病理検査科間の垣根を可能な限り低くする努力を続けてきました。
当センターは、日本消化器病学会認定施設、日本消化器内視鏡学会指導施設、日本肝臓学会認定施設および日本外科学会外科専門医制度修練指定施設であり、所属医師には各学会での専門医、指導医資格の取得を推奨してきました。三浦半島の基幹病院の消化器病センターとして、先端の医療を提供し発展させるため、所属医師全員が日々努力しています。