プログラム責任者より

プログラム責任者
総合診療科部長、総合内科部長、総合診療センター副センター長
神尾 学
「疾患」だけに対応することは決して難しくないかもしれません。「疾患」の背景も見据え、最善の解を出せるよう誠実に努力できる医師は間違いなく「良き医師」といえます。「良き医師」になるには、まずは経験を積むことがなによりの近道です。
たくさんの経験をすることで日々葛藤もあるでしょう。その葛藤に向き合い乗り越えて身に着けた力は皆さんの医師としてのゆるぎない土台となります。
当院は標榜科34科を有する急性期総合病院です。専門性と総合性が融和した当院の研修において、救急診療をはじめ数多くの経験を積むことで、2年間の研修修了時には実践力の高い医師になることができます。
ローテーション含めフレキシブルな研修体制を取っており、個々のニーズに合わせて無理なく成長できるよう、研修センターも最大限サポートしていきます。熱心で優しいメディカルスタッフは当院の宝です。
また、研修の特色の一つとして、3か月に及ぶ地域研修があります。
全国各地にあるJADECOM関連施設での地域医療の実践や、横須賀市医師会所属クリニックでのプライマリケア研修を通じて、「Patient Journey」に沿った幅の広い臨床経験を積むことができます。
横須賀は国際色あふれるにぎやかな街です。都心へのアクセスも良好で、三浦湘南エリアの海に囲まれ自然にも恵まれており、オフの過ごし方もたくさんの楽しみがあります。
2025年3月に新病院として生まれ変わった当院で、「良き医師」となる一歩目を一緒に踏み出しましょう。
初期臨床研修医より

初期臨床研修医(2年目)
研修医2年目として、私が感じているのは「学びと成長の場」としての病院の環境の大切さです。
1年目から多くの実践的な経験を積み、知識を深め、医師としての基本姿勢や責任感を養うことができました。上級医の先生方からの指導はもちろんのこと、チーム医療において多職種と連携する中での気づきや成長も大きな財産です。
病棟業務や救急外来など、幅広い症例に触れることで、理論だけでなく実際の対応力も身につけることができました。これから研修医を目指す皆さんには、失敗を恐れずにチャレンジする姿勢を持ち続けてほしいと思います。
研修医としての2年間は、今後の医療キャリアに大きく影響を与える貴重な時間です。
皆さんと一緒に切磋琢磨し、成長できる日を楽しみにしています。

初期臨床研修医(1年目)
当院は、豊富な症例数と優しいスタッフの方々のお力添えで研修医にとって理想的な学びの場となっています。入職当初はオーダーの出し方やルートの組み立て方など、わからないことが多く不安もありましたが、2年目の先輩方がすぐに実務に必要な知識を教えてくださり安心して夜勤に入ることができました。
先輩方だけでなく、指導医の先生方をはじめ、多職種のスタッフが親しみやすい雰囲気の中で、丁寧かつ熱心に指導してくださり、研修医が安心して診療に取り組み、知識や技術を着実に身に付けられる環境が整っています。救急外来ではファーストタッチを研修医が担うことで急性期医療の現場を通じて、幅広い診療経験と手技を習得することが可能です。
総合内科や地域医療の研修期間が十分に確保されているため、主体性を持って学び、医師としての基礎を固めたい方にとってはこの上なく最適な環境です。
ぜひ、新病院で私たちと一緒に医師としての初めの一歩を踏み出しませんか?