内科専攻医募集
当院では令和8年度の内科専攻医を募集します。
ご興味のある方はぜひ内科専門研修プログラム冊子と募集要項をご確認ください。
なお、随時病院見学も行っておりますので、少しでも興味のある方は是非当院にお越しくださいませ。
内科専門研修プログラムについて
プログラムの特徴
三浦半島医療圏の中心的急性期病院である横須賀市立総合医療センターを基幹施設とし、当院が属する地域医療振興協会(JADECOM)内医療機関や関連大学病院が連携施設となっています。
JADECOMアカデミーの理念である「地域を支え、地域に学び、地域に活かす」を実現するために、診療・研究・教育が一体となり特定の臓器を問わず幅広い視点で患者さんに向き合うジェネラリスト的総合内科専門医を育成することを目標としています。
当院は、救急車が20台/日、年間7,000台と多く、この豊富な症例経験をベースに、エビデンスに基づく診療を体得し、救急や集中治療においてチーム医療を実践することで、入院・外来診療に貢献できる強い総合内科医を育成できるプログラムです。
ドクターカーやドクターヘリによる、災害協力病院としての機能を最大限に発揮しプレホスピタルの救急医療に貢献するとともに、地域支援によるへき地医療にも力を入れています。
当院での研修を通じて、高次病院や地域病院だけでなく、診療所(在宅訪問診療施設などを含む)との病診連携も経験でき、総合内科専門医取得に必要な症例数や、学会発表について指導医から十分な指導を受けることができます。卓越した知識と技術をもつ指導医と専攻医がお互いに切磋琢磨し知識を共有するとともに、質の高い多職種カンファレンスや連携施設の講師によるセミナー、米海軍医師によるレクチャー、米海軍病院との年に2回の合同ケースカンファレンス等を通じて横須賀にいながら世界標準の医療を体感することができます。
専攻医は①将来内科系専門医になる医師も、②総合内科医・成人のジェネラリストになる医師も、卒後はまず総合内科で3年間研修し、①の医師は内科系専門科フェローシップに進み、②の医師は指導医として活躍します。
当科では、あらゆる地域で活躍するために必要な知識・技能・プロ意識を持った内科医を育成します。
当科の良さや教育実践を理解して頂くには実際に見て頂くのが一番です。
興味のある方はぜひ見学に来て下さい。お待ちしております。
プログラム責任者からのメッセージ

内科専門研修プログラム責任者
副病院長・循環器内科部長
岩澤 孝昌
今後の超高齢化社会の中で、各患者さんが持つ疾患の数はどんどん増えており、幅広い対応能力がある医師は、入院でも外来でも益々求められています。
当院の総合内科専門医プログラムは、先輩医師や同僚、そして多職種のサポートによるチーム医療を基本として、自分の力量を磨いたり、皆の知恵と経験を伝授されたりしながら診療することができます。
また、各診療科との垣根が低いことも特徴で、多疾患を有する症例ではコンサルテーションによる学びも沢山あります。ドクターカーやヘリポートを介したドクターヘリによる災害医療、TAVIやロボット手術などの高度医療、そして地域支援によるJADECOMとしてのへき地医療など、経験できる症例は無限です。
ぜひ美しい海に囲まれたこの三浦半島を舞台に、皆さんの未来図を描いていきましょう。
小児科専攻医募集
当院では令和8年度の小児科専攻医を募集します。
ご興味のある方はぜひ小児科専門研修プログラム冊子と募集要項をご確認ください。
なお、随時病院見学も行っておりますので、少しでも興味のある方は是非当院にお越しくださいませ。
小児科専門研修プログラムについて
プログラムの特徴
3年の小児科専門医プログラムです。
基本のプログラムは、当院に33か月、神奈川県立こども医療センター血液腫瘍科に3か月というもので、ほとんどの方がこのプログラムで修了しています。
協力病院として、東京大学、北里大学、横浜市立大学があり、3年間のうち、そのどれかに3~6か月程度研修に行くことも可能です。
毎日行われる朝夕のカンファレンスで、各症例の理解度を深めることができます。
プログラム3年目には、専門医受験のための準備の他、チーフレジデントして、病棟のマネジメントを行う役割や後輩の指導役になれることを目指します。
プログラム修了後の進路は、当院のスタッフドクターとして残ることが可能です。
また、サブスペシャルティを極めるために、小児専門施設や大学に異動する方もいます。
当院では、神奈川県立こども医療センターと連携して小児循環器学の研修を行い、小児循環器専門医の資格を取ることができます。
プログラム責任者からのメッセージ

小児科専門研修プログラム責任者
副管理者・小児科部長
宮本 朋幸
三浦半島の小児医療の中心として、年間1,000例以上の入院症例があり、小児科専門医に必要な症例はほぼ1年で経験することができます。また、入院症例は、チーム制で管理するため、個人で受け持つよりも数多くの経験ができます。さらに、各領域の専門家が指導医として揃っており、診療現場はもとより、カンファレンスなどでもその指導を受けることができます。
小児科専門医を目指すには、まず、一般的な小児疾患とその経過をよく知ることが必要で、当院で小児科研修をすることは大変意義のあることであります。
また、一般的な小児疾患を知ることは、専門医を取った後に各サブスペシャルティを極めるためにも必要で、小児科医としての土台造りを当院で行っていただきたいと思っています。
小児の急性期疾患から、慢性疾患、在宅医療のサポート、児童相談所をはじめとする行政との関係など、小児医療に必要なノウハウを学ぶことができます。
当院での小児科専門医研修にぜひ応募してください。
救急科専攻医募集
当院では令和8年度の救急科専攻医を募集します。
ご興味のある方はぜひ救急科専門研修プログラム冊子と募集要項をご確認ください。
なお、随時病院見学も行っておりますので、少しでも興味のある方は是非当院にお越しくださいませ。
救急科専門研修プログラムについて
プログラム責任者からのメッセージ

救急科専門研修プログラム責任者
救命救急センター長 救急総合診療部部長 副管理者
本多 英喜
当院は専門医機構基本領域の救急科専門医研修プログラム基幹病院として、「神奈川県東部地域救急医療研修プログラム」で救急医療を担う人材を育成しています。
救急医は軽症から重症まで、診療科を問わず患者をまず診ることができる医師であり、本プログラムでは「どこででも働ける救急医」としての能力を育成することを最優先の目標としています。
当院の研修プログラムは、横浜市立大学、聖マリアンナ医科大学、琉球大学附属病院、東京ベイ・浦安市川医療センター、練馬光が丘病院をはじめとした全国の救急科専門医プログラムとも連携体制を組み、全国の施設で学ぶことができ、時に全国のへき地医療機関への支援、災害医療への参加(災害拠点病院)、新病院には屋上へリポートも設置され、ドクターヘリ、ドクターカーによる病院前救護も学ぶことができます。さらに救急科専門医プログラムだけでなく、集中治療専門医研修施設、総合診療科研修プログラム基幹病院、内科専門研修基幹施設など、救急医をベースとした、様々な領域も学ぶことができる環境を準備しています。
高齢化が進み、地域の人口減少が進む中で、救急医療は地域医療におけるセーフティーネットとしての役割も担います。私たちは救急診療のスキルだけでなく、総合診療的な知識や技能を持ち、地域医療全体を担うことができる人材を育てたいと思っています。
温暖な気候で住みやすい三浦半島、横須賀市の中心に位置する新病院も完成し、2025年3月1日に移転しました。新しくなった救急外来、救命救急センターで一緒に働きましょう。
総合診療専攻医募集
当院では令和8年度の総合診療専攻医を募集します。
ご興味のある方はぜひ総合診療専門研修プログラム冊子と募集要項をご確認ください。
なお、随時病院見学も行っておりますので、少しでも興味のある方は是非当院にお越しくださいませ。
小児科専門研修プログラムについて
プログラムの特徴
- ホスピタリスト
軽症から重症まで、臓器別を問わない横須賀市立総合医療センター総合内科での豊富な症例を経験 - ER、インテシビスト
3次救命センターである当院でのER研修、ICUローテーションを通じて重症管理を含めた救急臨床力を育成 - 小児診療
三浦半島地域の小児医療を支える当院小児医療センターで内科外科を問わない豊富な症例を経験 - プライマリケア
JADECOM関連施設や西伊豆健育病院でのプライマリケア能力の育成 - 臨床診断学
横浜市大総合診療学講座との連携のもと、臨床推論の実際を学ぶ
プログラム責任者からのメッセージ

総合診療専門研修プログラム責任者
総合診療科部長、総合内科部長、総合診療センター副センター長
神尾 学
横須賀市立総合医療センター総合診療専門プログラムは、基幹病院である横須賀市立総合医療センターでの総合内科、救急科、小児科研修、希望に応じた院内各科ローテーションを行うことでホスピタリストとしての総合的臨床力が無理なく身に付きます。
横浜市大総合診療学講座との連携を通じて臨床推論、診断学の向上を、JADECOM関連施設や西伊豆健育会病院での研修を通じてプライマリケア能力を培うことで、実践力の高い総合診療医の育成を目指します。
まだ新しいプログラムであり、今後総合診療専門研修Ⅰ、Ⅱともに関連施設が順次増えていく予定です。
神奈川南部から総合診療の魅力を一緒に発信していきましょう。